モーリス・ドニ 塔の花嫁 ペレアスとメリザンドからマレーヌ姫
注)僕の画像を使用しているブログ(yahoo)があるそうです。僕のサインを発見した友人から連絡がきました。この記事は、特に何かの解説を参考にしているわけではないので、タイトルも僕がつけたものです。画像や記事の引用はお断りしています。
知人がgoogleに、blogs.yahoo.co.jp がリンク元になっている画像を「不適切な画像」として報告してくれたようですが、僕のこの作品画像が二次配布やmixiなどでも、このblogs.yahoo.co.jp の画像検索で使用されている可能性もあり、とってもこの某 blogs.yahoo.co.jp の管理人には憤慨してるから。
ジャン・コクトーの「エッフェル塔の花嫁花婿 Les Mariés de La Tour Eiffel」(1924年刊)ってある。1921年の習作と、1940年頃のデッサンもあるね。
モーリス・ドニのこの作品。「塔」、「花嫁」というキーワード。このキーワードから、メーテルリンク(Maurice Maeterlinck)の「ペレアスとメリザンド Pelléas et Mélisande」の場面からではないかと思うんだけど?
国王の孫と結婚したメリザンド。暗い森と日もささない城。その城の塔の中でメリザンドが糸を紡ぐ。面白いことに、「ラプンツェル」のように、塔から、長い髪を垂らす場面がある。
音楽はガブリエル・フォーレで、1893年にパリで初演されている。ちなみに、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 「熱狂の日」音楽祭2007でのポスターに、、Henri Fantin-Latou(アンリ・ファンタン=ラトゥール)の 「Autour du piano ,ピアノを囲んで」のパロディとして、ガブリエル・フォーレが描かれている。
2011年追記
モーリス・ドニのたくさんの作品をこの3年間鑑賞して、ペレアスとメリザンドの物語ではなく、モーリス・メーテルリンクのマレーヌ姫(La Princesse Maleine 1889)かもと思うようになった僕。
メーテルリンクの初の戯曲。この「マレーヌ姫」のあとに、「三人の盲いた娘たち (Les Aveugles)」と「ペレアスとメリザンド (Pelléas et Mélisande 1892)」を初演してる。
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