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Barefoot Gen  はだしのゲン

Barefoot Gen (はだしのゲン)

「原爆」に関しては多くの見識があるし、作品の評価や絡み合う思想もそれぞれだよね。でも、ちょっと思い出したのが、「はだしのゲン」。この作品もいろんな見方がある。僕、ちょっと記憶の端にとめておこうかなと。だから今日は、記憶メモ。

下駄の絵付け職人大吉は反戦思想を持ち「非国民」とされちゃって迫害を受け、原爆投下で焼け死んじゃったんだ。その大吉っていうのが元の父親。1976年の映画で三國連太郎さんが演じたんだ。

当時、強制連行された朝鮮人への辛辣さも描かれている。元は非国民の子として、陰湿な虐めにあうんだよ。あるときに、朝鮮人・朴と一緒だった元。罵られた元は、「非国民と言われた上に朝鮮人と一緒だと言われたのではたまらない」と云ったんだ。朝鮮人・朴は何も言い返せない・・・。切ないね。

ところが元の妹のために、朝鮮人・朴は元に十万円とミルクを差し出すんだ。

それから「ピカドンの毒」が移るからと、自分の子を見放す家庭も描かれている。原爆孤児がやくざに麻薬中毒にされてしまう少年や、家族からも町内の人からも「おばけ」と罵られる全身やけどの青年なんかもいるんだよね。by wiki/公式HP

さて元は、汚い仕事も生きるために必死に労働するよ。

とにかく、僕には鮮烈なシリーズ。ただ何度も読み返す気にはなれないんだ。気がむいたら、また更新するかも。