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舟越桂全版画

Funakoshi_1987_2002

舟越桂全版画1987-2002 舟越 桂 (著)

2003年10月9日(木)〜10月19日(日)に開催された、Bunkamura Galleryから


人間の精神性をテーマにするような作家にとっては、どの分野をやろうと、どんな技法を使おうと、そんなに違いはないんじゃないかと思います。(略)デッサンでできないことは、版画ではできないでしょう。ただ目指すところは同じでも、デッサンでは出ないような味わいがやっぱり版画には出てきますから、何年かに一度「ああ、またやりたい」と思うんですよね。結局僕にとっては、彫刻も版画もデッサンも同じ美術ということかなと思います。(『舟越桂全版画1987―2002』(青幻舎)より抜粋)


いやいや、もう12月。西村画廊 舟越 桂展も9日で終わって、来年1月からは、札幌の芸術の森美術館 「ドラマティック・コレクション」で展示だって?舟越桂氏の作品っていいよね〜。日本橋西村画廊は、いつも展示してるよね。

さて、東の西村画廊が彫刻なら、西の京都は、ギャラリー白川の版画。←舟越 桂氏のページにリンクしておくから、みて。

あとね、ANDO GALLERY高橋工房も、ギャラリー白川や西村画廊のように、きちんと見せてくれるからうれしいよ。舟越桂氏の作品って、いい値段。高いけど、作品にあった値段だと思うよ。とっても僕には買えないけれど。

そうそう、書籍には、エッチングリトグラフ、木版など72点が掲載されている。


さて、関連記事

ドラマティック・コレクション 舟越桂 「雪の上の影」
オフィシャルサイトや各記事↓にリンクしてるから
舟越桂 ipod アート CD-ROMに収録された画像集と音楽をiPodへ転送
西村画廊 舟越 桂 その他作品、書籍。DVD、資生堂CMなどにリンク
Katsura Funakoshiin NISHIMURA GALLERY 作品に記事文章からリンク


そのほか 舟越桂関連記事
舟越 桂 おもちゃのいいわけ
札幌芸術の森美術館「ドラマティック・コレクション」展


ちなみに 札幌芸術の森関連記事
蝶のめまい フェリア・ミュジカ
深井隆 逃れ行く思念 (青空または瞑想)


1987-2002 版画作品リスト

1987年
教会とカフェのためにI /教会とカフェのためにII /静かな鏡のために


1990年
鳥の夢を見た/静かな夏/読み終わらない本/月に踊る/天井の高い部屋にて
Study(1版1色)/ウォーター・ブルー/指の映る鏡より/私はとどかない
北からの音 ステート1/北からの音 ステート2/静かな鏡より/静かな鏡より
Study/アフタヌーンティー、サンタ・モニカ/Small StudyI
Small StudyII/Small StudyIII/ウォーター・ブルーII


1993年
水の下の小石/砂の部屋/遠い鏡音の中へ,私の中へ/少年の日記
冬の名前/羊歯のにおい/踊る紙片/凍りついた喉/影のある光/不思議な話
夜が話しかける/A氏の肖像/建物から遠く/眠りの街へ/長い曲/古い鏡
不規則な休止符/壁の上の言葉/冬の教え/冬の客/言葉を運ぶ/街を見つづける


1994
生きものの話/言葉で描かれた地図/高い木の上で
森の入口/走る柵/会話の帽子/あいまいな鏡


1997年
蒼い湖/水をゆく/水のソナタ,アレグロ
水のソナタ,アダージォ/向きあう森/冬の言葉


1998年
月の出る前/森の広間/言葉の帽子/雪のにおい


2001年
水のにおい/夜の来る部屋/水のように/森の言葉/伝えられた言葉


2002年
つくられるべき歌/Face Study '02 /街へ帰る豹/谷を守る