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世界天才会議 に イグノーベル賞 に ノーベル賞

ねぇ、ねぇ、ねぇ!WGCって知っていた?World Gold Councilじゃないよ。World Golf Championships でもない。


「World Genius Convention」のWGCで、「世界天才会議」らしい。


この「世界天才会議」っていうのはさ。発明の天才 イグノーベル賞受賞のドクター中松氏が、世界天才会議議長として、世界各国から新技術・発明・芸術・政治・経済等多岐にわたる分野の天才たちが一堂に会する「世界天才会議」を年に一度開催しているイベントなんだ。なんと、出品も公募しているらしい。我こそは!という、新技術・発明・芸術・政治・経済等多岐にわたる天才くん。どう?


ちょっと、がっかりした?ちなみに、ノーベル賞のほうがよかった?


The Nobel Prize Medal

Physics and Chemistry(物理学/化学)

Physiology or Medicine(医学・生理学)

Literature(文学)

The Peace Prize(平和賞)

The Nobel(ノーベル賞)

Economic Sciences in Memory of Alfred Nobel

(アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞)


ノーベル賞は、努力と忍耐の天才だと思う。多くの候補者が実にたくさんいるんだよね。しかも10年前に候補にあがり、10年後に受賞するなんてケースは少なくないはず。ただし公的な候補ではないんだ。化学賞、平和賞、文学賞、生理学・医学賞、物理学賞、経済学賞があって、ノーベル賞の選考過程は公表されていない。つまり、基準が見当たらないともいえる。ただし、受賞時の理由は公表されるよね。

2006年のノーベル物理賞はNASAのジョン・マザー博士と米カリフォルニア大学のジョージ・スムート教授ノーベル生理学・医学賞米マサチューセッツ大学のとクレイグ・メロー教授と米スタンフォード大学のアンドルー・ファイアー教授ノーベル化学賞は、スタンフォード大のロジャー・デイヴィッド・コーンバーグだったよね。この一ヶ月位前に、ノーベル賞受賞の可能性のある研究者へ、Thomson Scientific Laureates (トムソンサイエンティフィック栄誉賞)が贈られる。これは、今年あるいは近い将来におけるノーベル賞候補として予想される人への賞なんだ。

「論文の引用とは、先行研究を明示して先駆者への敬意を表する行為であり、学術分野における影響度を直接的に反映するものです。」


「過去30年以上にわたるISI社での研究によって、学術論文の被引用数と、ピア・エスティーム(同分野の研究者からの敬意)には、強い相関関係があることが分かっています。したがって、同じ分野の研究者からそのような信望を得ている研究者は、様々な賞や名誉に推薦されることが多いのです。」


引用:トムソン プレスリリース:2006ノーベル賞有力候補


つまり、このノーベル賞受賞の可能性のある研究者へ贈られる賞は、【主なノーベル賞の分野に相当する総被引用数とハイインパクト論文の数】が調査対象となり、特に注目すべき研究領域のリーダーが選ばれるというわけ。

今回の9月の予想がこちら。もちろん日本人もいるよ。

ノーベル賞4分野について、2006 Thomson Scientific Laureates を発表
Physics:物理学
Chemistry:化学
Physiology or Medicine:医学・生理学
Economics:経済学


トムソンサイエンティフィックノーベル賞有力候補者を毎年決定するためのアメリカの文献データ会社なんだけど、7分の1以上の的中率というけれど、どうやら今年の予想ははずれたみたい。

さて、ノーベル文学賞は、トルコの作家オルハン・パムク氏ノーベル経済学賞は、米コロンビア大学のエドムンド・フェルプス教授ノーベル平和賞は、モハマド・ユヌス氏と、その氏が創設したグラミン銀行に贈られた。グラミン銀行って建物に?

残念ながら、日本人の受賞は逃したけれど、女性もいないみたいだね。

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